dohjn


ペースメーカー・クリニック


ペースメーカーが必要な不整脈

一日に約10万回もの拍動を続ける心臓ですが、リズムが大幅に乱れたり、心拍数がゆっくりになりすぎる時に、ペースメーカーが必要となります。やや専門的になりますが、主な不整脈として 1.房室ブロック 2.洞機能不全症候群 3.徐脈性の心房細動 4.過敏性頸動脈洞症候群 などです。もちろんこれらの不整脈があっても直ぐにペースメーカーの手術になるわけではなく、内外の学会で定められたガイドラインに基づいて個々の病態を十分に検討して適応が決定されます。

ペースメーカーの植え込み手術

左または右鎖骨の3cmほど下の所を局所麻酔して痛みを無くし、ペースメーカーを植え込む小さな皮下ポケットを作ります。次に鎖骨の下を走る静脈から、リードと呼ばれる細い導線を右心房や右心室に挿入します。このリードを通じてペースメーカー本体からの電気信号を送ったり、心臓の電気活動を感知したりします。手術は大がかりな全身麻酔とは異なり、会話をしながら1〜2時間で終了します。

健康保険と障害者手帳

ペースメーカー本体・リード・手術手技料を合計すると高額なものになりますが、70歳以下の患者さんは健康保険が適用されて高額療養費支給制度が利用できます。

また申請により身体障害者の認定を受けられますので、医療費援助・税控除・障害者手当・運賃割引などを受けることが出来ます。

定期的診察を欠かさずに

無事に手術が終わって退院した後も定期的な診察が大切です。
ペースメーカー本体のリチウム電池の寿命は10年を越えることも珍しくありませんが、リードの状態や不整脈の状態により、電池消耗の早さは患者さんによってかなり異なってきます。また体動を感知して自動的に心拍数を変動させる機能を調整することで、自分の体に合わせてゆくことが出来ます。ペースメーカー本体には過去の不整脈の状態を記憶する機能が付いていますので、そのデータを参考にして、今後の最適なペースメーカー動作状況を設定することも必要です。
 

こうした微調節を繰り返す目的で、ペースメーカー・クリニックを行います。植え込みした胸部にテレメトリ端子を置き、プログラマ装置とペースメーカー本体の間で通信して、心内心電図を記録したり、刺激閾値の測定と設定を行います


検査機器紹介に戻る